岡山県倉敷市児島元浜町にて、ちょっと変わった退色をした「マルフク」の看板を発見しました。
場所は、児島競艇場(ボートレース児島)から少し北へ進んだ「元浜団地口」交差点のすぐ近く。倉庫のような建物の庇(ひさし)の下に、その看板は掲げられています。
興味深いのは、その色褪せ方です。 庇の影になっていた部分だけが、当時の鮮やかな赤色をきれいに残しています。
一方で、日光にさらされた部分は白く褪せており、長い年月をかけてゆっくりと日焼けしていった過程が手に取るようにわかります。
街角から消えつつある昭和の遺構。意図せず生まれたこのグラデーションは、児島の街で刻まれた時間の記録そのものでした。

