「暴走バイクがいる」通報で自分が検挙 妨害運転の疑いで20代男を書類送検 岡山・新見市(https://news.yahoo.co.jp/articles/d8c2c25a8e5c7e94b85d494f5be85d6fe095ce23

2020年11月5日、暴走バイクを通報した男性が、自分自身が書類送検されるという珍しいニュースがありました。

この事件が起きたのは7月9日の夕方です。
検挙された男性は新見市でバイク2台のマフラー音の大きさに腹を立て、警察へ通報しました

これだけならやや過敏かな?と思う部分もありますが、普通に考えて正しい行動でしょう。
しかしこの男性はそのバイクを止めて注意しようと、適正な車間距離を取らずにバイクに軽自動車を接近させたまま200mも走行しました。
しかもこの事実が発覚したのは男性が警察に提出した自車のドライブレコーダーの映像からです。

この男性は一連の流れの中で自分に非があるとは全く思わなかったのですね。

ネットリンチなどのニュースを見ていても感じる事ですが、現代人の中には正義を振りかざし、自分の権限が無い領域にまで入り込んでしまう人々が少なくないようです。
恐らく男性もマフラー音がうるさい悪のバイクを成敗する正義の味方として、仕方なくバイクを追跡していた…そのようなところなのでしょう。

今回は検挙という形で決して良いとは言えませんが、とりあえず平和的に解決しました。
しかし状況によっては事故になったり、逆に返り討ちにあうような場面も考えられます。
法に触れていると思うなら、後はプロに任せるのが一番です。

尚、ドライブレコーダーの映像からバイクは違反行為は無いとみなされました。




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