給食会計、岡山県内7校で現金管理や監査不十分 県教委調査、改善を指導(https://news.yahoo.co.jp/articles/63554ec06e17fecfaba200ba640a9b4e4c8ceb3d)
2020年10月15日、岡山県教育委員会は県内の支援学校など給食を提供している12校で実施した給食会計の調査を実施、結果を公表しました。
これは岡山支援学校で給食費を着服する事件が発生したことを受けての対応です。
結果から言うと12校中7校で現金管理や監査が不十分という結果が出ています。
記事によると現金を口座に入金せずに管理していたり、保護者を交えた会計監査を行っていなかったりしているそうです。
この手のニュースを見ると、とりあえず年度できちん帳面をまとめる事の大切さを感じます。
今回の会計に関する調査にしても、単年度内での出来事ではなく、これまで何年も続いてきている状況でしょう。
入ってきた現金は入金して帳簿に記入する。
それを12ヶ月繰り返して、教育委員会が帳簿と通帳をすり合わせて差異があれば確認する。
人手が足りないならアウトソーシングでも充分に可能な作業です。
…これだけで再発は阻止出来るのではないでしょうか。
着服事件を見ていると、その多くは一人の担当者での管理が行われている組織です。
第三者の目をきちんと入れる。
着服をした人間が一番悪いのは言うまでも有りませんが、組織側にも人を犯罪者にしない為の対応は必要でしょう。