先日、玉野市宇野地区を散策していると、富士タクシーの虎所営業所という建物を見つけました。
虎所(とらんじょ)は玉野市宇野8丁目の辺りにある地名です。
人通りが少ないうっそうとした場所だった事から、誰も「通らんぞ」が訛ったとも、虎でも出そうと言われた事から生じたとも言われている珍地名です。
住所表記上は用いられていませんが、町内会の名前などで現在も目にすることがあります。
ここは営業所と言っても特に人が常駐するなどでしているわけではなさそうです。
昔は動いていたのかもしれませんが、現在は使っていない車両を置いておく位にしか使われていないようです。
上の用にホコリをかぶったタクシーが置いてありました。
…が、この中に一台だけ珍妙な車がありました。
トリコロールカラー!!
白、黒、黄のなんともカラフルな車両です。
私の記憶にある限りではこのような取り合わせのフジタクシーは走っていなかったように思います。
何かしらの事情でドアだけ別のカラーのものを取り付けたのでしょうか。
謎です。
余談ですがタクシーなどの営業プレートを付けている車両は、廃止にせずに車両を入れ替える方法が一般的です。
営業プレートを取得するための面倒な手続きを短縮できるためです。
これらの車両もそういうことに備えて、とりあえず生きた状態にして保管しているのではないかと思いました。
真偽を確認するつもりはありませんが、想像するだけでも面白いですね。