玉野市八浜町にある與太郎神社へ行ってきました。
地元では足のご利益で高い知名度のある神社ですが、市外ではどうなのでしょう。
場所は玉野光南高校のすぐ近くで、余り大きな神社ではありません。
車は一台がギリギリ駐車できる程度のスペースです。
この神社に祀られているのは宇喜多與太郎という戦国時代の武将です。
宇喜多直家の養子で、宇喜多基家の名の方が広く知られているかもしれません。
周辺を舞台とした八浜合戦の際に総大将として出陣するも、負傷してしまい追手から逃れる為に藪の中に身を潜めました。
しかし村人が居場所を教えてしまった為に、与太郎は捕らえられ絶命しました。
宇喜多與太郎は足に持病があったともいわれ、死を目前に足が悪い人の助けになる事を誓ったそうです。
死後に與太郎の居場所を教えてしまった村人らがその供養のために与太郎塚を作り、これが現在の與太郎神社へとつながっています。
生前の與太郎の言葉通り、足のご利益で知られています。
ところでこの神社の隣で與太郎せんべいという土産菓子を販売しています。
しかしこの日も含め、販売している時に来られたことが一度もありません。
もしかして営業していないのか?と思い、ちょっと店内を覗いて見ました。
店内は綺麗に整えられていて、今でも営業しているようです。
地元の方向けに早朝だけ営業とか、そのような形なのでしょうか。
ぜひ一度は食べてみたいものです。