倉敷市藤戸町を散歩していると、レトロな建物がありました。

近づいてみると、日本キリスト教団天城教会である事が判りました。
岡山県内で2番目に古いキリスト教の教会なのだそうです。
詳細についてはサイトで紹介しているので、そちらを御覧ください。(リンク:岡山の街角から

表へ回ってみると、このような感じの建物でした。
明治時代の擬洋風の建物らしい雰囲気です。

ちなみに県内で最も古い日本キリスト教団高梁教会と同じ設計者の手による建物で、やはりよく似ていると思います。

見学できるか聞いてみようと思って玄関に顔を出してみたところ、スリッパに履き替える事と、ご自由にお入りくださいという貼り紙が出ていました。
勝手に入っていいとは太っ腹な…。

有り難く中に入ってみました。

中はこのような感じです。
外見通りレトロですね…。

シャンデリアもオシャレだと思いませんか?

本棚には聖書や賛美歌の本がぎっしり。
賛美歌21というのはシリーズが21冊あるとか、21版というわけではなく、21世紀を意味するそうです。



1997年に従前から用いられていた賛美歌に含まれる楽曲と、新たに追加した楽曲とで新たに編纂し直したのだそうです。
amazonの商品解説によると、43年ぶりの新刊だったのだとか。
確かにめったに作り直すようなものでは無さそうです。


建物は2階建てになっており、2階にも上がっていけました。
階段の急角度が時代を感じさせます。

足が悪い方は気をつけてください。
後述しますが無理に上がらなくても大丈夫です。

2階は多少の荷物が置いてあるのと、聖堂を見下ろせるようになっています。
特別な人の為の席なのか、単に1階の席が埋まっている時の補助的なものなのかは分かりません。

このように単に椅子が幾つかあるだけなので、足がよくない方は上がらなくても余り損は無いと思います。

儀式がない時限定だとは思いますが、自由に見学できるのは面白いですね。
私は余り教会の見学をさせていただいた事がないのですが、いつも牧師さんや教会の関係者の方について見て回っていました。

気兼ねなく…ということは有りませんが、細かいところまでジロジロ見れるこういう機会も面白いかったです。




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