老人ホームで常習的な虐待か(https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20200606/4020005639.html)
勝央町の老人ホーム・南光荘で入居者に対して虐待とも取れる行為が常習的に行われていた事がわかりました。
勝央町への匿名の通報で明らかになったもので、入居者の腹を紐で強く縛る、食事中の皿を下げてしまう、認知症の患者を部屋に閉じ込めてしまうなどの行為が行われていました。
施設では中心的に関与していたとされる4名を解雇しており、既に入居者やその家族に対しても謝罪を行っています。
私も母親が若年性認知症の為、まだ若い年齢の頃から入居しています。
現在はそれなりに年も重ねましたが、恐らく当初は肉体は若いので抵抗する力などが強くて施設の方は大変だったと思います。
なので大変さは判りますし、紐でくくったり部屋に閉じ込めたりというのも、気持ちはなんとなく判ります。
紐で…というのは、実際に母はされています。もちろん承諾の上で。
今回の件で、食事を引くタイミングなどはちょっと判りませんが、拘束はまま判ります。
ただこのように解雇や謝罪が行われるということは、家の方の許諾なしに行っていたという事ではないでしょうか。
それには問題があると思います。
尚、解雇された4名は不当解雇を主張し労働審判を申し立てています。
4人の解雇が施設による体の良い言い訳の為の尻尾切りである可能性もあります。
入居者の方が安心して家族を任せられるように、それぞれの主張を戦わせて頂ければ良いと思います。