緊急再手術1週間に3件 岡山市民病院、同じ医師が執刀(https://www.sanyonews.jp/article/988012)
2020年2月26日、山陽新聞で岡山市民病院について、ちょっと恐ろしいニュースが出ていました。
2016年12月に、岡山市民病院で行われたガン摘出手術で1週間の内に3件の緊急の再手術が行われていた事が判ったのです。
しかもこの手術を執刀したのは全て一人の医師だったそうです。
特に一件では温存すべき動脈を切断してしまった為、大腸の大部分を摘出する事になり、人工肛門を取り付ける事態になっています。
他に腸に取り付けたチューブが抜けた事例と、手術に用いる器具が腸管に傷をつけた事例があった事が判っています。
更にこの医師は2017年3月にはがんの手術後に死亡した患者の遺族から、術式に誤りがあったとして提訴されています。
会員限定記事なので全ては読めませんが、確かに2019年のニュース記事に手術の誤りで岡山市民病院の医師が提訴された事例が掲載されていました。
この事態に病院内で手術から外すべきではないかとの声もあったそうですが、その後も執刀を続け、現在も在籍しています。
僕は医学については全く分かりませんが、これは怖いニュースだなと思いました。
人間なので完ぺきではないですし、想定外の事態が起こる事もあると思います。
だから手術の前には誓約書を書きますが…、この3件とも記事を読む限りイージーミスのように思えます。
手術をしてもらう際にお医者さんの直近の成績表のようなものがあれば見てみたいですね。