怪談を秋にしたって良いじゃない!
という事で、岡山の怪談話3回目いってみましょう。
■ 某百貨店の地下
岡山大空襲の際、岡山の市街地の6割以上が破壊されました。
周辺の状況は非常に悪く、人々は決められた避難場所へ辿り着けずに被害の少なかった建物へ逃げ込む事も多かったようです。
その中の一つだったのが、岡山の老舗百貨店の地下だったと言われています。
今でもその店舗の地下は人々の霊が…と言い伝えられています。
ちなみに爆撃の中心となった場所は現在のNTTクレド周辺です。
しかし岡山空襲の資料を集めている『岡山空襲資料センター』の代表である日笠俊男さんは御成町(岡山朝日高校がある辺り)に住まれていて、すぐご近所でもお亡くなりになられた方がいた事を著書に記してあります。
心霊めいたものが出るなら市街地一帯で被害(岡山空襲による死者は1700名以上とされる)が出ているのに、幽霊が出ると言われるのは特定の場所だけ…という、そちらの方が不思議な気がします…。
出るならそこらかしこで出るでしょ。…という突っ込みは、何故か心霊ネタでは無視されます。
■ 種松山のトイレ
種松山のあるトイレに定番!?女の人が出る!という言い伝えがあります。
僕は種松山ではありませんが、別の山にある公園のトイレで、夜に掃除係の女性が出るのは目撃したことがあります。
っていうか、女性の幽霊は男子トイレに出ないとか、生前のエチケットは守られるのでしょうか?
だとしたら、男連中は非常に安心なのですが…(笑)。
ちなみに言うまでもありませんが、現役で使用されている設備なので心霊写真でも撮影してやろうと男性が女子トイレへカメラを持って侵入したりすると、正義の制裁を受ける事になる危険性があります。
…あれ、なんだか怖くない。
とりあえず今回は2件で終了です。