岡山県立図書館のロゴ募集にデザイナーから怒りの声 賞品は5千円図書カード(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190723-00010009-ksbv-l33)
SNSでも話題になっていた岡山県立図書館のロゴ募集について、ついにテレビでもニュースになっていました。
発端は岡山県立図書館がロゴマークを募集した事です。
・プロ、アマどちらでも応募可
・年齢不問
・最優秀賞は図書カード5千円分
…という内容でした。
この中の図書カード5千円分というのがSNSでやり玉にあげられていました。
長く使っていくであろうロゴに5千円は…というのは判りますが、更にプロのデザイナーの方はそれ以上の感情があったようです。
インタビューを受けたのは岡山市のデザインの会社、クオデザインスタイルの代表者の方です。
自治体によるロゴの募集は10~20万円くらいが多いのだそうです。
それが5千円での募集というのは、プロの方にとってはロゴのデザインという仕事自体を貶められているように感じられたそうです。
個人的な感想で言えばプロも参加可にはしているものの、対象は小中高くらいの学生を考えていたのかなと思いました。
その年代なら5,000円の図書カードも嬉しいでしょうし。
募集要項のプロ・アマ可という部分が引っかかったのでしょうか。
ちなみにこの5千円という設定は2013年の10周年記念ロゴを募集した際の募集要項を踏襲したもので、当時の担当者がいないので判らないとの事でした。
その金額が妥当かどうかは別として、担当者が替わっていて判らないというのは、なんともお役所仕事な回答だと感じました。
たかだか6年です。
こういった募集要項を一人の職員が独断で決める事はないでしょうから、必ず何名かは関与している筈です。
その中の誰一人とも連絡が取れないというのであれば、何か事件でも起こっているのか調べた方が良いのではないでしょうか。