情報源: 横浜の私立校で大量退職 「非正規教員を使い捨て」(共同通信)
ニュース記事で岡山市出身の土光敏夫のお名前が出ていると思ったら、橘学苑に関する記事でした。
土光敏夫さんは東芝などの大企業の代表を務めた他、経団連の会長や行政改革の為の第二次臨時行政調査会でも活躍した人物です。
質素な暮らしぶりでも知られ、テレビ番組で流れた夕飯がメザシを中心にしたメニューだったことから、メザシの土光さんとも呼ばれました。
橘学苑は土光敏夫の母親である土光登美が創立した学校です。
土光敏夫は母が逝去した後に、二代目の理事長を務めています。
橘学苑で今回問題になっているのは、非正規雇用の教員の雇い止めです。
私立の学校である橘学苑には、有期契約の労働者が5年以上勤務した場合に無期雇用へ移行できる労働契約法が適用されます。
なので5年が来る前に雇い止めをする…ということを繰り返していたという内容のようです。
学校側の発表では2018年度までの6年間で72人が退職しているそうですが、学校関係者からは同期間で120人近くが退職したという証言もあるそうです。
大きな学校なのでそもそもの教員数も多いのでしょうが、毎年20人近くが雇い止めと考えるとやや多いような気がしますね。