お盆、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
僕は普段持ち歩いているメディアプレイヤーを車のドアで粉砕してしまい、気分ダダ崩れでぼんやりしています。
…という事で、夏と言えば怪談!
岡山の怪談やります!
■ お札の家
お札の家…お金持ちの家か!?と思いきや、オサツではなく、オフダの家です。
倉敷市の某神社へ向かう途中にあると言われる廃屋の事です。
一家心中があったそうで、壁中にお札が貼られている!等という恐ろしい噂のある家です。
…が、実際のところ家の中の遺物へお札があったというのが真相のようです。
たぶん、壁中に…というのは豪渓のトイレか福山市のお札の家辺りの話しが混同されたのかと思われます。
遊び半分で肝試しに行くと、帰りに事故に遭うとも伝えられていますね。
この建物は元々宗教施設だった建物で、近くに移転した際に残されたものです。
お札があるのも、その為です。
ちなみに移転後の教会は現在もお札の家の近くにあります。
ちなみにそう遠くない場所に別の廃屋もあり、勘違いでイタズラ目的で立ち入る人が続いた為、有刺鉄線などでガードされているそうですが、それ故にここが怪しい!と勘違いする人もおられるとか。
ネット上ではダミーなどと呼ばれているようですが、これはそもそも福山市にある御札の家の話題が混ざったもので、岡山の御札の家の話題ではありません。
それにしてもそういう処置が寧ろ心霊スポットの噂を盛り上げてしまうと言う悲しい事例です。
人が住んでいないとはいえど、管理者は必ずいる筈なので、絶対に立ち入っては駄目です。
※2022年追記:解体されました
■ 豪渓のトイレ
名勝の豪渓にあるトイレの個室の一箇所だけお札がたっぷり貼られているという噂がありました。
…あった時期が本当にあったのかどうか知りませんが、今のところありません。
観光客も多く見えられる景勝地なので、トイレをそんな状態で置いておくわけないですね…。
そんな現実的なことに思い当たってしまうスポットでした。
■ 国道沿いの廃病院
岡山市南区藤田の国道から見える、借主募集中の建物が廃病院で心霊スポットだと言われています。
心霊スポットとして知られていますが、実際は近くにあった別の廃病院の噂と混同されているようです。
そちらの病院は医療器具なども多く残された状態だったそうですが、現在は完全に撤去されています。
面白いもので、その事実までも混同されたのか現在も残る国道沿いの建物が撤去されていると言う噂まで見かけられました。
更に面白いことには、その病院と非常に良く似た名称の病院(同市南区彦崎付近にある現役の医院)と混同される事もあるようで、情報が錯綜する事が多い心霊関係の噂の典型例のような事例です。
実際に国道沿いにある建物も病院だったそうですが、ごく短期間だけ利用されていた程度だそうです。
建物は今でも厳重な警備が施されており、立ち入ると即座に通報されてしまうそうです。有名な割りに中に入った情報が無いのはその為です。
ちなみに管理者&建物の持ち主はすぐそばの薬局の方で、敷地の一部は薬局の駐車場にも使われています。
※追記 薬局は閉店しました
■ 鷲羽山スカイライン
有料道路時代の料金所に骸骨が出るとか、夜な夜な首なしライダーが走り回るとか話題の道路です。
肝心の料金所は撤去されてしまいましたが、スカイラインの場所で見かけたような噂は聞かないので、恐らく現在は転職されて別のところに行っているのでしょう。
首なしライダーは金甲山でも目撃情報がある、山道では定番の怪談ですね。
余談ですが、夜に黒いヘルメットのバイク乗りさんを見ると首が無いように見えてドキッとしますよねー。
■ 旧古城池トンネル
サイドミラーで電話ボックスの女性を見ると…という噂のトンネルで、倉敷市の割と中心部近くにあります。
既に電話ボックスが無くなっており、せっかく楽しみに遠方から来たというのに、ドキドキしながらサイドミラーを幾ら見ても電話ボックスが見当たらない!という斬新な体験をする方も増えているとか。
かつてテレビに取り上げられた事があり、全国的にも名の知れた岡山を代表するスポットですが、意外と交通量があって実際に通ってみると拍子抜けしてしまうかもしれません。
ちなみに僕もよく通ります。
最近では新古城池トンネルと混同されてしまう方もいるようで、予想外に綺麗なトンネルで何も感じなかった…という感想を抱くこともあり、もしかするとその内に噂が消滅してしまうかも知れませんねー。
尚、ここには高速で駆け抜けるおばあさんと言う噂もありますが、それがリアルなおばあさんだと本当に怖いので、寧ろ霊的なものであって欲しいと願います。
以上!
ちょっとは涼やかな気持ちに浸っていただけたでしょうか?