総社市の岡山県立大学は1993年に岡山市にあった岡山県立短期大学を改組、四年制大学にして移転して誕生した大学です。
短期大学は1995年に廃止されていますが、まだ少し上の年代の方なら【ケンタン】の愛称も知っているかもしれませんね。
学校があった場所は現在の烏城高校、岡山県生涯学習センターがある場所です。
総社への移転に関しては岡山市や倉敷市に集中している大学を分散する事で、岡山県の西部に住んでいる方も家から大学に通う事が用意になるなどのメリットがあるのも事実ですが、こんな噂もあります。
1993年、岡山県立大学が総社へ誕生した当時の岡山県知事は長野士郎さんです。
6期も岡山県知事を務めた人物です。
そして故郷は総社市…。
単に地元に錦を飾りたいという気持ちでの移転だったのではないかなんて…。
地元から政治家が出れば、その自治体は栄えるというのは割とよく聞く話なので、まぁそれもあるのかもしれませんね。
真偽はさておき。
県立大学発足後も短期大学部は残されていましたが、2006年に完全に廃止されています。
※全写真提供・岡山県