久し振りに高梁市の紺屋川美観地区の白神食料品店を見てきました。
映画「男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎」の主要な舞台となった場所です。
ちなみに主な舞台としては32作の口笛を吹く寅次郎ですが、8作目の寅次郎恋歌でも登場しています。
高梁は博の故郷という設定で、8作目で葬儀の為に、32作目では墓参りの為に訪れていました。
残念ながら既に営業を終えていますが、建物はそのまま残されています。
今日はあいにくの空模様でしたが、この風情のある街並みに昔ながらの食料品店の店舗の愛称は抜群です。
営業していない以上、いずれかは失われてしまう風景なのかもしれませんが、出来れば永く残って欲しいと願うばかりです。
そういえばシリーズ最新作の「男はつらいよ お帰り 寅さん」を見たんですよ。
DVDは早くに購入していたのですが、シリーズを全て観終わってから見ようと思って。私は岡山が出てくる作品を先につまんでいたので、未視聴の作品が多かったんですよね。なので見たのは一昨年くらい。
あー、終わったんだなーって思いました。
色々な人が年を取り、そしていなくなりました。回想編のような構成の50作目を見て、つくづくシリーズの終焉を思いましりました。せめて風景くらいは残っていて欲しいなと。懐かしむファンの方の為に、少しずつでも岡山の聖地を伝えていければいいなと思います。
もちろんファン心理として51作目に期待する気持ちはありますが、それは第二部として(笑)
また寅さんの旅が楽しめるなら、それには全く異論はありません。