【路上観察】ハンカチに浮かぶ「瀬戸大橋」|昭和の熱狂を写したモダンな一枚

旅先や日常で、ふと手にした小物がその土地の風景を思い出させてくれることがあります。今回ご紹介するのは、そんな「瀬戸大橋」がデザインされた非常にモダンなハンカチです。
お土産は大抵が明るい配色の華美なものが多いですが、こちらは非常にシックな配色が逆に印象的です。
1988年に開通し、岡山と香川を結ぶシンボルとして愛され続けている瀬戸大橋。 このハンカチには、橋を真っ正面から捉えた力強い構図が描かれています。ひし形の枠の中に広がる青い世界と、橋の上を走る道路のパース(遠近法)、そしてゆったりと進むフェリーの姿……。
まるで一枚の風景画を眺めているような美しさです。
当時はまだ景気が良い時代で、お土産も華やかな雰囲気の物が多くみられました。こういうシックなデザインは、逆に珍しかったのではないでしょうか。
風景は鷲羽山の東屋から見た風景が元ネタではないかと思ったのですが…。

こちらが鷲羽山の頂上付近に設置されている東屋からの風景です。
少し違うようですね。どちらかというと、この先にある鉄塔から見た風景といったところでしょうか。
お土産品としての枠を超えた、非常に洗練されたデザインが目を引きます。 深いネイビーの縁取りが全体をぐっと引き締めており、大人の男性・女性どちらが持っていても違和感のない「粋」な仕上がりです。
ただ残念ながら、瀬戸大橋フィーバーが(ごく短期間で)終わってしまい、現在では瀬戸大橋のイラストなどが入ったお土産の種類がかなり限られています。
またハンカチなども復刻されることがあると良いですね。
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岡山生まれ、在住歴=人生。興味がある場所は歩いて見に行く「まち歩き」実践者。 郷土史だけでなく、地域グルメの歴史や廃線跡などの隠れた観光スポットを特に深掘りして発信。現在から過去まで網羅する岡山の情報サイト。 サイト開始:2002年~。25年以上の運営実績。













