玉野市日比の集落跡を散策していました。
廃集落というと大げさですが、1980年代までは住宅が数件ほど並んでいた一角です。六軒ほどの家が撤去されたり、そのまま崩れてしまったりしています。
その中でこんな風景を見ました。
この辺りも家があったようですが、今は綺麗に撤去されています。
そこに妙な石組みのようなものがありました。
…なんでしょう。
近付いてみてみましょう。
うぉ、墓石だ!!
個人情報が含まれるので名前が刻まれた石は見えないように撮影しましたが、これは墓石です。
田舎の集落でよく見られる家の敷地に隣接して墓があるような形だったのでしょうか。
家を撤去した後でここまで片付けて、そのままにしてしまったのは何故でしょう。
これだけの石だとそれなりの費用もかかるでしょうし、ここまでで終わりにしたのかもしれません。何よりもこの場所には自動車などは入ってこれません。
工具があればそのまで解体する事は出来るでしょうが、持ち出すとなるとわりと大変な作業になります。この地でこのまま朽ちていくに任せるのでしょうか。