玉野市八浜町に「元川」という地区があるのをご存知でしょうか?
地名では分からなくても、尾坂トンネルの岡山市側の出口のすぐ道沿いに広がる集落と言えばピンと来る人もおられるかも知れませんね。

県道45号から脇道に逸れた先にありますが、ここで行き止まりになります。
なのでショートカットや渋滞避けになるわけでもなく、住民以外が立ち入る事自体がありません。

私もそうだったのですが、ちらっと見える古めかしい日本家屋などの趣に興味を惹かれていました。
ということで今回は散策してきました。

バイクは邪魔にならない場所に止めて歩道をひたすら歩きます。
交通量の多い道なので目的地に付くまでに排ガスで真っ黒になってしまいました。

到着。
ここが元川地区です。

立派な日本家屋がある一方で空き家も目立ちます。
農業を生業としている人が多いようです。空き家はもしかするとそのまま隣近所に新しい家を建てている人の旧宅なのかもしれません。

倉庫の跡でしょうか。

県道から見えていた家の一つ。
残念ながら空き家のようですが、佇まいは非常に立派です。
元川地区の家は基本的に立派です。

こちらはやや廃な風景です。
工務店のような建設関係の会社の資材置き場だったのが、そのまま廃業したか人がいなくなって崩れてしまったようです。
地区内の長閑な風景からすると、ここだけが異質な雰囲気です。

化粧地蔵があります。
玉野市の東部は化粧地蔵が著名です。胸上漁港に京都の文化が入ってきたものと考えられています。

↑胸上地区の化粧地蔵はサイトのコンテンツをご確認下さい。

そして県道の下を通り抜ける地下道があります。県道から元川地区に入る道は一方通行になっており、この地下道の先が入り口で、記事冒頭に上げた道は出口になります。

という事で前から気になっていた元川地区。
しっかり楽しんできました。




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