前に玉野市日比地区の避難所に指定されている場所にある廃墟を紹介したことがあります。
今回は近くの桜井歯科に行った帰りに、少し時間があったので久し振りに再訪してきました。

こちら。

以前と比べて随分と傷んだ気がします。
元々がかなり傷んでいたものの、もういつ崩壊してもおかしくないような気がします。

周辺には建物の残骸や生活感のある残留物があり、この建物意外にも家があった事が伺われます。この建物はいわゆる廃集落の最後まで残された建物なのかもしれません。

壁もかなり落ちていて、中に立ち入らずに外から様子が伺えたので少し写真を撮ってきました。

台所。
給湯器、ガスコンロと時代を感じます。昭和の後期くらいでしょうか?
この辺りの物って余り更新するものではないので、この様子だけを見ていつ頃まで人が住んでいたのかは分かりません。

ペアのマグカップ。
彼らは新居には連れて行かなかったのでしょうか。

立派なソファーも。
実はこの場所は学校が近くにあり、壁が無くなっている事もあって声がよく聞こえてきました。
この場所は賑やかで、もしかすると家主のお気に入りの場所だったのかもしれません。

以前の訪問時に私をギョッとさせた人形もそのままでした。
せめて柱の下から避けてあげたいなと思うのですが、崩落が酷く、下手に何かを動かすと想定外に崩れてしまいそうなので手が出せませんでした。
念のために付記しておきますが、撮影は充分に安全な距離を取ったうえで望遠レンズで撮ったものです。もしこの場所がどこか分かっても、危険なので近づいたりはしないようにお願いします。




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