1982年の観光便覧を入手しました。
その中には当時の国民宿舎、国民休暇村一覧の項目がありました。
せっかくの資料なので、当時の国民宿舎の現在の様子を調べて行ってみようと思います。
今回は8回目、かみさい白雲閣です。
私の持っている資料ではこの名称ですが、1996年に「いつき」に改称しています。
そして現在の様子はこちら。
ストリートビューの画像は2021年ですが、実は2022年に廃業しています。
開業は1968年で、いつきに改称した際に大きな改築を行ったようです。なので真新しく感じられますが、横から見てみましょう。
この佇まいから察するに、ベースは古い物を使い続けていたようです。
実際に廃業の理由も建物の老朽化として発表されており、町から閉鎖と同時に建物を取り壊して再び宿泊施設を整備する事が発表されています。
いつきの隣には日帰り温泉も整備されているので、二つの施設を構える事で相乗効果を期待しているのでしょう。
その新しい建物が国民宿舎に登録するのかどうかも、ちょっと気にしてニュースを見ていようと思います。
次回は資料で言えば「あわくら荘」ですが、現役の施設なのでブログで紹介する事は無いと思うので…、湯郷温泉にあったみまさか荘を紹介します。お楽しみに。