昔ながらの景観が残されている岡山市北区の足守地域。
ひな祭りの時期に良く訪れていて、地元の方が軒先などに展示して下さっている様々なひな人形を楽しむのが通例になっています。
以前にこのブログでも紹介したことがありますね。
上の写真は過去のひな祭りですが、新型コロナウィルスが流行している間には地区としてのひな祭りは中止に追い込まれてしまいましたが、今年は五類への遺構もあり通常通りに開催されました。
余談ですが流行の時期にも民家によっては独自に軒先に人形を出して下さっていて、平常時のにぎやかさは無いものの古い町並みを散策しながらひな人形を楽しむという例年の楽しみは途切れることなく続けられていました。
閑話休題。
その最中で観光の拠点の一つである足守プラザに立ち寄ったところ、面白いカプセルトイ…ガチャガチャなどと呼ばれるアレがありました。
こちらです。
ご当地ピンズDXのガチャガチャです。
岡山県だと岡山後楽園の入り口付近に設置されているのを見た事がある人も多いと思います。
その観光地自体や、都道府県内の有名な観光スポットをピンバッチにしています。
価格も安いので手ごろなお土産として利用したことがある人もいるでしょう。
しかし足守プラザのピンズはそれらとは趣の異なるものでした。
こちらです。
美しいうなじの日本人女性が描かれています。美しい…!
ご当地ピンズDXは東京の石川玩具という会社が発売している商品ですが、同社は外国人向けに、こんな商品も作っているのです。
JAPANピンズDX!
ご当地を超えてジャパンです。
日本を訪れる外国人向けに、外国人が思い浮かべる「日本と言えば」なアイテムをピンズにしているのです。
外国人向けなのは英語、中国語、韓国語の表記がある事からも明らかです。
種類は上の画像の左から順に日本の花の定番である桜、富士山、私が引いた着物の女性、兜、そして国旗の日の丸の全5種類です。
どれも手が込んでいますね!
足守のような日本の伝統的な景色が残されている場所は、外国の人が訪れる事も多いでしょう。
そういった層向けに設置しているようです。
このピンズを見ながらインバウンド需要が戻ってきたんだなぁとシミジミ感じました。
余談ですが…、うなじに色気を感じるというのは日本人独特の感性なのでしょうか?
海外ドラマや映画などで、それに言及している様子を見た事がありません。もっとも日本でもうなじを愛でる文化が活発に残っているのか?と言われると、微妙な気がしますが…。