目の前に現れたのは、可愛らしい(はずの)ネズミのクッキー。 しかし、そのシルエット、その耳の形、そしてつがいで並ぶその姿……。

「これ、アウトじゃない……?」
思わず心の中でツッコミを入れてしまうほど、某夢の国の住人にそっくりなのです。私にはどう見ても「あのつがいのネズミ」にしか見えませんが、ここではあくまで「サウスヴィレッジに生息するネズミ」ということにしておきましょう。醸し出されるヤバい予感に、冷や汗が止まりません。
「見た目がこれだけ攻めているのだから、味もネタ枠だろう」 そう高を括って口に運んだのですが、ここでさらなる衝撃が走ります。
普通に、美味い。
サクサクとした食感に、素朴ながらもしっかりとしたバター(あるいはマーガリン)の風味。ロードサイドマーケットのクッキーらしい、手作りの安心感がある美味しさです。この「見た目の危うさ」と「味のクオリティ」の激しい高低差に、完全にノックアウトされました。
ネットやSNSが普及した現代において、ここまで堂々と「攻めた」商品が並んでいるのは、ある意味で岡山の懐の深さ(?)かもしれません。
サウスヴィレッジを訪れた際は、ぜひマーケットの棚を隅々までチェックしてみてください。運が良ければ、あなたもこの「危険なネズミ」と目が合うかもしれません。
