岡山県では県議選が始まり、街中で賑やかな声が聞かれるようになりました。
ところでこれらの選挙カーとは別に、日程などを告知して回る車も運行しています。
実は以前、この車を運転している運転手とお話をしたことがあります。
かなり以前の話です。当時、私の住んでいる玉野市では両備から運転手が派遣されていました。
ちなみにこの運転手は市が運行する霊柩車の運転手も兼ねていました。で、たまたまお話をする機会があって、選挙告知中の車内の様子を聞いたのです。
・車内は大音量でラジオを流しまくる
頭上では町内中に響き渡るボリュームで選挙に日程などの告知が流れています。
ずっとそれを聞いていると気が滅入ってしまうので、車内ではラジオを流して気を紛らわせていたのだとか。
確かに短いフレーズをずっと流し続けているので、違う情報が耳に入ってこないと辛いのでしょうね。
・行き忘れると怒られる
個人的には選挙の告知カーは別になくてもいいんじゃないかくらいに思っていたのですが、意外と需要はあるようです。
告知カーはグルグルと走り回るわけですが、通り忘れるとクレームの電話が鳴ることもあるのだとか。
意外とあの車からの情報を重宝している人もおられるのですね。
・しんどい
…という事で、結論からすると何かとしんどい仕事なのだそう。
期間がすぎるとホッとするとお話しておられました。
現在は玉野市自身で運転手を確保しているのか、両備からの派遣は終了しているようです。
なので当時聞いたお話を、こぼれ話しとしてシェアしてみました。意外と簡単そうな仕事と思っていた人も多いのでは?
今回の選挙戦では告知カーの方に感謝しながら聞いてみましょう。