久しぶりに訪れた奈義町。
訪問の目的地をこなしたので、Googleマップで周辺に面白いものはないかとみました。
すると岡山県出身の元内閣総理大臣の平沼騏一郎の書いた石碑があることが分かりました。
さっそく訪問してみると、場所は諾神社でした。
これが実際の平沼騏一郎の書による石碑です。
神社の記念碑です。
パソコンの手書き系のフォントにありそうな、とても整ったスッキリとした字です。
戦前の男性政治家の字というと豪快なイメージがありますが、その印象を覆す感じです。
拝殿はこのような感じです。
なかなか趣はありますが、少し傷みもきになるところです。
本殿は鮮やかな朱色の屋根が特徴的です。
岡山県神社庁の紹介ページの記載によると、元々は那岐山の山頂付近にあったそうです。
それが風雨が強いために麓へ移転、移転先が陸軍の演習場になった為に大正8年に現在地へ移ってきたそうです。
祭神は国生みの男神である伊弉諾尊。
奈義町や那岐山には伊弉諾尊と伊邪那美が降り立ったという伝説があり、それが地名の由来にもなっています。
この神社もその伝説に沿って創建されたのでしょう。