日本全国の事故物件の情報を集めている「大島てる」というサイトがあります。
自由に投稿できるスタイルのために、不確かな情報や明らかに「事故物件」という表現と当てはまらない物件の情報が掲載されている事もあります。しかしその情報量が膨大なのも事実です。
前回は倉敷市児島地域の物件を見ました。今回は美作市の物件を見てみましょう。
金属の棒打ちつけられ…
読んだ時になんのことだか分からなかったので、ちょっと調べてみました。
この件は工場で発生した事故です。
旋盤に金属の棒を設置、回転させながら削る作業の際に打ちつけられたそうです。
表現が曖昧なので、誤って棒に触れてしまったのか、設置が緩かった等の要因で棒が暴れたのかは不明です。
デマ2連発
夫が妻を殺害後、自殺。
更に息子さんが転落死という、二重苦の件。
こんな事もあるのか…と思って見ていると、コメント欄で完璧に否定されていました。
夫は殺害どころか先に亡くなっていて、更に息子は隣の市で健在。
事実なのは住んでいた奥さんが自宅で亡くなったことだけ。
ご主人が先に亡くなっていた事は他の書き込みにも記されています。
ビックリするくらいデマでした。
発火原因は?
グループホームの一室で発生した事故です。
亡くなられたのは高齢の男性で、部屋には火の気は無かったそうです。
グループホームなので火の気などについては、充分に配慮されている筈です。
男性の衣服は焼けた状態だったそうですが、一体どういう事情で火が出たのか気になります。
競売物件を巡って…
男性が撲殺される事件の現場ですが、原因の発端となったのは競売です。
殺害犯の自宅が競売で落札されたものの、家を明け渡さなかったのです。
交渉に訪れた被害者を殺害、市内のダム湖に遺体を遺棄したそうです。
実際に明け渡しを巡るトラブルは多いようです。この事件では秋ごろから交渉をしており、事件が起きたのが4月なので半年程度が経過していたようです。
半年が経過すると家賃を支払っていたとしても建物明渡猶予の期間が過ぎるので、強制力を持った動きが取れます。
家賃の支払いがあったのかは不明ですが、充分に待ったということで強い働きかけが行われたのかもしれません。
人が住んでいる建物を購入する時にはどのような人なのかも含めて、しっかり調べておいた方が良いかもしれませんね。
…ということで、今回はここまで。
これまでに見てきた他の市町村の物件についてはタグの「大島てる」でお調べください。