日本全国の事故物件の情報を集めている「大島てる」というサイトがあります。
自由に投稿できるスタイルのために、不確かな情報や明らかに「事故物件」という表現と当てはまらない物件の情報が掲載されている事もあります。しかしその情報量が膨大なのも事実です。
前回は新見市の物件を見ました。今回は倉敷市児島地域の物件を見てみましょう。
リコール
家事でご夫婦二人暮らしの内、奥様が亡くなったという火災です。
火災のことだけなら、私達も気をつけましょう…ということなのですが、実はこの書き込みには続報があります。
火災現場で使用されていたストーブがリコールの出ているものだったのです。
因果関係は報じられた時点では不明で、その後の続報を見つける事は出来ませんでした。
自動車ならメーカーから通知が来て対処できますが、特にユーザー登録をするわけでもない白物家電ではリコールに気づかない場合も少なくありません。
事実、この火災現場にあった機種も火災のあった約3ヶ月前にリコールが出されているのに対して、同年中に対応されたのは2.1%に過ぎなかったそうです。
意味が分からんけど、なんか怖い
これは正確には事故物件ではないようです。
ある企業の社長の愛人と、その息子の愛人が自殺したという出来事を表記しているのでしょう。
最後の「岡山市飛び降り自殺」は息子の愛人が自殺した場所なのでしょうか。
よく分かりませんが、なんとなく文章自体が狂気じみているというか…とても怖い雰囲気を感じます。
みんないなくなった
小学生が幼稚園児を殺害するという衝撃的な事件です。
私はまだ生まれていませんでしたが、大きなニュースになったのはないでしょうか。
何故か犯人の小学生の情報について詳しく記載されています。
父親は刑務所に服役中だったそうで、一人で子供を育てていた母親もいたたまれなくなったのでしょう。
「家族みんないなくなった」という物悲しい表現がされています。
息子の去った翌日に
詳しい事情は語られていませんが、息子が引っ越した翌日に自殺をしたという物件。
離婚などの事情でやむを得ず離れざるを得なかった…なども想像しましたが、時期が3月末ということや亡くなられた方の年齢を考えると進学や就職で新生活に向けて離れた方が濃厚そうです。
「空の巣症候群」という言葉があります。
子供が巣立ったことで、家に残された家族が憂鬱な心理状態に陥る事です。
もしかすると、この事例もそうなのかもしれませんね。
…ということで、今回はここまで。
これまでに見てきた他の市町村の物件についてはタグの「大島てる」でお調べください。
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