岡山市北区原のアニモミュージアム有森裕子資料館を訪問した帰り道で、天照大神の地神碑がありました。
地神碑は岡山と香川に多いそうですね。
ところでその奥に進む道があります。
備前原駅に向かおうとしていたので、もしやショートカットできるのではないかと進んでみました。
するとまず見えてきたのがこちらの石碑。
後ろに余裕が無いので読みづらい画角になりますが、谷川改修記念碑と書いてあります。
恐らく横を流れている川の事でしょう。
昭和45年に建てられたようなので、現在のコンクリート護岸の工事をした時でしょうか。
これが実際の様子です。
昨今では自然に近い形を保持する護岸工事も注目されていますが、コンクリート護岸による洪水対策などのメリットも存在します。
こうして立派な石碑が作られているという事は、この地域で暮らす人々は長く洪水などの問題に悩まされていたのでしょう。
さてここにあるのは石碑だけではありませんでした。
祠もあります。
場所から察するに水に関連する神様を祀っておられるのでしょうか。
小さいながらもなかなか立派なつくりです。
結局、この先の道は民家の前を横切るようになっているので通行は遠慮しました。
しかし人々の暮らしの歴史を垣間見れるような一場面を見られて満足です。