少し前にサイトの資料として「実写!日本恐怖100名所」という、全国の心霊スポットを紹介する本を購入しました。
1978年出版の本ですが、せっかく購入したので幾つかスポットを紹介してみたいと思います。
怨念がしがみついた松前城(北海道)
松前城の耳塚とやみ夜の井戸の話です。
前者の耳塚にはシャクシャインの戦いで騙し討にされて死んだシャクシャインらの耳が埋められています。
この本では見せしめに耳を落としたと書いていますが、ネット上で見る限り首を持ち帰る代わりに耳を削いで持ち帰ったあります。
後者のやみ夜の井戸は主君の乱交に意見しようとして殺された場で、月のない夜になると苦しいと叫ぶ声が聞こえるという言い伝えがあるそうです。
乱交を諌められて家臣を殺したというと、岡山では藩主の小早川秀秋も同じような事をしています。
こちらも戦災で焼失する以前の天守閣では、殺害現場になった部屋に飛び散った血が消えないという怨念で知られていました。
死者がよみがえった!(青森県)
恐山についての話です。
東京の男性が恐山を訪れた際に宇曽利山湖の極楽の浜で死んだ妹の姿をはっきりと見たという内容です。
見ただけrなので、よみがえってないです…(笑)
ちょっとタイトルが誇張です。
恐怖・冷水峠の怪!(青森県)
引き続き恐山の話題です。
タクシーの運転手は夜の恐山にカメラマンの客を乗せていき、帰り道を進んでいtが。
その途中の冷水峠の湧き水の辺りで女性が手を上げているのが見つけました。
止まろうと速度を落としていくと、姿がスーッと消えてしまいました。
タクシーの運転手はショックで2ヶ月も入院してしまったそうです。
この冷水峠は俗界と霊界の境界とされ、恐山に入る時は湧き水で口と手を清める習わしがあるそうです。
更に不老長寿の効果でも知られるそうですが、著者は「死界にも不老長寿を求める意識があるのだろうか」と書いています。
もう死んでるけどね。
幽霊後が残る謎の壁(青森県)
3連発で恐山ネタです。
青森には恐山関連の怪談が多くあるのでしょう。
今回の舞台は円通寺という寺院です。
寺に上から塗っても消えない血の跡があるそうです。
この血は人魂が部屋に飛び込んできて、壁にぶつかって飛び散った跡なのだそうです。
人魂って壁にぶつかるんですね…。
なんとなく勉強になった気がします。
ちなみに寺では他に位牌を安置している部屋で、風も無いのに位牌がカタカタと動く現象もあるそうです。
…と、長くなってきたので今回はここまで。
また徐々に追加していきましょう。青森では恐山の他にもう一つ超有名な心霊現象があります。お楽しみに。
同書の他の記事はタグ「実写!日本の恐怖100名所」で確認していただけます。