少し前に浅口市の阿部山に行ってきました。
「晴明さんちの不憫な大家」という作品の舞台が浅口市周辺で、その紹介の為に周辺の写真を撮ってきました。
とりあえず1巻までですが、紹介しているので興味がある方はぜひ作品と、そしてそのお供にうちのサイトも読んで頂ければ幸いです。
ところで阿部山。
細い道が続くので、バイクできたのですがちょっと微妙でした。
写真の個所は綺麗ですが、全体的に道路の状態が良くありません。
大き目の亀裂があったり、場所によっては大き目の砂利が散らばっていたりする事もあります。
結局以前に車で来た時と同じくらい気を遣いながらの運転になりました。
閑話休題。
その途中で石材屋の工場だったと思われる建物がありました。
実は近くに持ち主であろう石材屋の会社もあります。
そこで許可が貰えれば中の写真を撮らせて頂きたかったのですが、残念ながら不在でした。
なので三脚とタイマーを駆使して敷地内に入らずにとれる部分だけ…というか、この写真だけ撮りました。
御影石のような石があるので、墓石を作っておられたのかもしれません。
工場内は枯葉などが溜まっていますが、概ね状態は良く、もしかするとまた稼働する事もあるのかもしれません。
こちらの工場が使われなくなった理由は分かりませんが、納骨堂などのお墓を持たない形式が増えてきた為に墓石を扱う石材屋も大変なのだそうです。
墓石が必要という客に対してもユニークな墓石などでPRしたり、私の知っている石材屋さんでは墓石から脱却して石造を一般家庭に飾ってもらう為のリクエストに応えた石像づくりのサービスをしているそうです。
人の死に関わる産業は昔なら絶対になくならない仕事と言われていましたが、徐々にその牙城も崩れつつあるのでしょう。