2021年10月1日から三井E&S造船の艦艇・官公庁船事業は三菱重工に移り、三菱重工マリタイムシステムズとして営業を始めます。
三井造船の自社建造の最後の日、2021年9月30日の夜。

久し振りにクレーンが何基も稼働していました。
ここしばらくは夜間にクレーンが動いても1基くらいのもので、港も暗いままでした。
それが久し振りに複数のクレーンが動いて、玉港を明るく照らしていました。

子供の頃から見慣れた風景でしたが、造船不況でいつしか珍しい風景になってしまいました。
それが9月30日に久し振りに見られるとは思いませんでした。

仕事の都合でたまたまというのが現実なのでしょうが、個人的には粋な演出のようにも思えました。
もちろん船の自社建造からは撤退しても三井E&S造船はこれからも続きますし、造船所は前述の三菱重工系の会社の工場として操業を続けます。
どちらも頑張って頂いて、また玉野が造船の町として盛り上がる日を楽しみにしていましょう。




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