成羽で笑福亭仁鶴と王貞治のボンカレー広告を見つけたよ!


高梁市の成羽川沿いを散策していると、スーパーマーケットだったと思われる建物がありました。

もう営業はしていないようで、建物の中にも什器が幾つか残っているのが見えるだけでした。
…と思ったら、この建物には超レアな物が残されていました。

まずはこちら。
ボンカレーの広告、笑福亭仁鶴さんの時代の物です。

大塚食品が販売するロングセラーのレトルトカレーです。
笑福亭仁鶴さんがCMを務めたのは1973年からです。
このバージョンがいつ頃の物かは不明ですが、半世紀近く前の物が今でも残されている事に感激します。

ボンカレーは2年間おいしさがかわりません
地震・台風・水害時のためにご常備下さい

とあり、賞味期限の長さを強調したマーケティングが行われていたことがわかります。

また、パッケージに登場する女優・松山容子さんは、長年にわたり「ボンカレーの顔」として活躍しました。現在(2021年時点)、彼女の写真が入ったパッケージは沖縄限定販売となっています。

 

ちなみに沖縄で販売されているボンカレーは今でも賞味期限は2年です。

そしてもう一枚。
今度は王 貞治さんの時代の物です。

王 貞治さんが広告キャラクターを務めたのは1978年からです。
ボンカレーGOLDの発売に合わせて起用されたようです。

どちらも今ではなかなか見られない貴重品ですが、店先に貼られた物が僅かな退色のみで残されている事も凄いなと思います。

実はボンカレー以外にもう一つあります。
オロナミンCです。

時代を特定する事は出来ませんでしたが、「元気 ハツラツ グングン!!」とあります。
元気ハツラツオロナミンC!は今でもよく聞くフレーズですが、昔はグングン!!というフレーズも含まれていたのですね。

こんな貴重な物が見られる成羽の散歩はとても楽しかったです。




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