里庄町を散歩していると、草木に覆われた建物のような物が見えてきました。
こちらです。
昔ながらの集合住宅、市営住宅のような感じの建物です。
入り口などが独立している長屋タイプのアパートのようです。
窓、ドアともに堅牢なバリケードをしてあって、中の様子を見る事は出来ません。
反対側から見てみると、まだ耐用年数が過ぎているようには見えません。
草が多くない側から引いてみると、現役と言われても不思議ではない状態です。
この建物の道を挟んだ反対側はこのような草原が広がっています。
手前の看板にある通り、土地の管理者は笠岡市に本社を置くローム・ワコー社です。
同社の公式サイトの沿革には1986年に里庄工場を購入したという事が記録されていました。
当日は地元の方が周辺にいなくて事情を聴く事は出来なかったのですが、恐らくその工場跡の土地なのではないでしょうか。
という事はそのそばにあり、まだ使えそうなのに封鎖されてしまっている集合住宅はその社宅だったのかもしれません。
土地は駅からも近い好立地ですし、集合住宅もまだ使えそうな雰囲気です。
新たな活用案が出てくれば良いですね。