新型コロナウィルスの感染拡大による不要不急の外出自粛。
基本的に家で仕事をしていたので、影響はないのですが「外出しちゃいけん」という気持ちがあると、閉塞感が出てきてたまりません。
…という事で、気分転換に散歩に行く事にしました。
自粛要請の中でも、家の近所の散歩は要件に入っていません。気晴らしは必要ですよね。
という事でコンビニへ買い物に行くついでに、玉野市玉~宇野地区の藤井海岸を散歩してきました。
家から近いので、子供の頃にはこの辺が遊び場所でした。
市外の方にとっては、玉野市の花火大会の会場というイメージでしょうか。
道路から少し中に入ると上の写真のように海岸があります。
…と言っても狭い。
その上に岩が多いので、さすがに子供でもこの辺りで泳ぐことはありませんでした。
ここからも三井E&S造船の工場がよく見えます。
最近は港の立ち入り禁止エリアが増えていますが、昔はクレーンの下の辺りの防波堤は出入り自由だったのでよく釣りをしました。
それと工場の横を流れる汐入川でボラに釣り針を引っ掛けるスポーツフィッシング?も人気でした。
ところで久し振りに来て感動したのが、この石です。
写真の砂浜の辺りには堤防から下に降りていくのですが、戻る時はやや高さがあって大変です。
そこで誰が置いたのか、この石に足をかけて登っていくようになっていました。
まさか残っているとはね!(笑)
年代物ですよ、こいつは。
年代物と言えば船着き場にこのような石板がありました。
板田さんの船の係留場所である事を示しているようですが、石の板に掘るなんて…なかなか念の入りようですね。
海辺は塗料が落ちやすいので、石に刻むのが劣化が無くて良かったのでしょう。
記載通りなら1979年に作られた物のようですが、今でもしっかり残っています。
という事で。
随分と久しぶりに訪れた子供の頃の遊び場所。
こういう機会がなければ来ることもなかったでしょうし、なかなか楽しかったです。
何かをしてはいけないと思うと息が詰まりますが、こういう期間だからこそ普段やらない事をしてみる時間に充てて…斬新な経験ができればいいなと思います。