空き家撤去、代執行市町村に補助 岡山県が20年度に制度創設方針(https://www.sanyonews.jp/article/992485?rct=m_seiji)
これは個人的にとても期待している話題です。
各地で倒壊の危険などがある建物を市町村が撤去するという動きがありますが、岡山県がそれに対して市町村負担の2分の1(上限60万円)の補助を出す制度を創設する方針を固めました。
これは凄く良いと思います。
僕はあちこちの町を歩いて回っていますが、意外と古い建物は少なくありません。
それらを倒すだけでも街の景観や安全面にはプラスです。
所有者が不明の土地の場合には、裁判所の判断で売却も可能になっています。
眠っていた土地の再活用にも期待できます。
これについては僕自身の故郷で感じている事でもあります。
私の生まれ育った玉野市玉地区は、三井造船と共に栄え、そして造船不況と共に衰えてきた町です。
その為、造船が良かった頃に建てられた家が、今では誰も住まないまま空き家になっているケースがとても多く見られます。
個人的には玉地区は開発からも乗り遅れて、仕方ないんだと思っていたのですが…。
最近になってちょこちょこと更地が出てくると、意外とその土地に家が建ったりするのですね。
地区内初のコンビニも出来ました。
玉の隣にある奥玉ではコーポが幾つか出来て、すぐに満室になっています。
造船不況にさらされているとは言え、大企業である造船所の拠点がある玉やその近くに住みたいという需要はまだまだ残っていたという事ではないでしょうか。
これによってかつての市街地が活性化していくケースは充分にあると思います。
制度の早期創設に期待しています。