部屋の片づけをしていると1998年のWEBデザインの本が出てきました。
2001年に購入した本で、サイトを作り始める際の準備として読んでいました。
当時はサイトの作り方も現在と比べるとローテクで、例えばCSSでサイトを一括して管理するとか…そのようなことはしていなかった時代です。
こんな感じです。
ブラウザがNETSCAPEというのが、また時代を感じます。
FLASHの時代の一歩手前なので、手の込んだデザインにすることでオシャレを体現していました。
現在はレスポンシブへの対応などもあるので、逆にこういった手の込んだサイトは作りづらくなってきましたね。
これらはテーブルとかを多用して作っています。
ネット接続がまだダイヤルアップの時代だったので、テーブルの表示はやや時間がかかって重たく感じました。
現在もスマホでパッと表示される事が求められますが、当時もサイトを軽く作る事は大切な問題でした。
なので画質を落とした写真を使って、上の写真なら右側のサイトのように画質劣化をごまかす為のエフェクトを使ったり…というのも定番でしたね。
こちらは谷村有美さんのサイトです。
この本は殆ど海外のサイトでしたが、その中で日本人のサイト、しかもアーティストページが紹介されているのは興味深いですね。
コンテンツごとに色合いなどを変えて、様々な雰囲気を味わえるサイトです。
先ほど確認してみましたが、既に公式サイトは閉じられており、ブログやSNSの運用に切り替えられていました。
これも時代ですね。
僕もいつまでHTMLの形でサイトを作り続けるのでしょう。
時代に遅れるわけにはいきませんが、なるべくHTMLで続けていきたいなと思います。