ネットで調べて、初めて存在を知ったのですが…総社市にある備中福山城跡です。
南北朝時代の合戦跡で、1500対200,000という圧倒的な数の差にも関わらず、善戦し、指揮官も生きたまま仲間の下へ(三石城へ)戻ったそうです。
国指定の史跡ということもあり、結構期待して言ったのですが城址らしい遺構は余り残っていませんでした。
そもそもお寺だったのを改造して作ったという事なので、沢山の名残が残るほどの建造物ではなかったのでしょうか。
ただ、写真の慰霊碑のような石碑はとても大きなものがいくつも立っています。
実際に訪れてみると判るのですが、誇張でも冗談でもなく、多いんです( ̄∇ ̄;)
周辺は登山道として人気のスポットらしくて、僕が訪れた時も10名近くの方が休憩されていました。
場所といい、城址の雰囲気といい、きっと僕ぐらいしか居ないんだろうなと思っていたのでびっくりでした。
登山をされる方は皆さん、愛想が良くて、楽しく会話をさせていただきました。
途中で、凄く大きな黒い犬を連れた男性の方とも会いましたが、とても賢い犬でした。
男性と話していると、僕の匂いを嗅ぎに来て、シャツとジャンパーの匂いを確認して、切なそうな顔でこちらを見ていました。
…くさかったのでしょうか。
とても聡明そうな顔をしているだけに、ショックでした。
近くには他の城址もあるのですが、この日は夕方から別の用事があったのでパスして帰りましたが、通り道にある猿田彦神社や和霊神社は行ってきましたよ。
猿田彦神社は狛犬ならぬサルが石に彫ってあり、和霊神社はそれほど大きな神社ではありませんでしたが、参道から神社へ入るまでの作りはとても立派な神社を思わせる雰囲気があって興味深かったです。
また機会を見つけて、紹介していきたいと思います。
※備中福山城をHPで紹介しました。
リンク:『岡山の街角から』