覚えているでしょうか、妖怪ウォッチでにわかに注目を集めた【もんげー】が2014年に岡山のキャッチコピーに採用されました。
いつの間にか消えましたね。
2017年頃までで終了していたようです。
晴れの国ほど定着はしませんでしたが、3年も続いていたのですね。
もんげーは岡山県で使われなくなっていた方言で、”凄い”などの意味があります。
語源は物凄いで、これが訛ってもんげーになりました。
私が読んだ方言の本だと、児島半島(※現在の岡山市、倉敷市、玉野市周辺)で一時的に流行した若者言葉だと記されていました。
妖怪ウォッチの登場キャラクターが使った事で注目を集めたものの、2014年の岡山県内では多くの県民が「なにそれ?」な状態でした。
もんげー岡山!がキャッチフレーズになった事について、山陽新聞のアンケートでは、
・評価する:18.2%
・評価しない:49.1%
・どちらでもない:32.7%
…と、辛口な評価でした。
2014年に東京の銀座三越で行われた岡山フェアでは、もんげーを押す岡山県に対し、三越側は「ぼっけぇ」を押し出すという出来事もありました。
アニメによるブームとは言え、方言は人々の生活に密着したものです。
やはり実際に広く使われている言葉が良いのかもしれません。
実際、もんげー岡山!を契機に、もんげーを耳にする機会は増えてきましたしね。