倉敷市児島で前から気になっていた喫茶店、YESに行ってきました。
※この記事は旧店舗の際の記事です。お店は2020年に移転しています。

COFEE HOUSEというフレーズ自体が懐かしいです。
入り口には自転車…かと思いきや、これはバイクなのだそうです。

確かにエンジンもキックもついてるな…。
そして入り口へ。

メニューは軽食喫茶といったところで、とんかつやカレーなどもラインナップされています。
モーニングは11時、ランチは14時までです。

そして、ドアを開けるとそこで時代が変わった。

店内には当たり前のように青春歌謡が流れ、ピンクの公衆電話が現役で佇んでいる。
1975年にオープンしたというお店は、まるで時代の流れとお別れしたかのように1970年代の空気のままでした。

昭和50年、つまり開業した年からのらくがき帳が今も残されています。
当時の学生と思われる方々の青春が詰まっています。

夢を語る人、もしかしたらこのノートを開くであろう片思いの人に告白をする人、友達に呼びかける人…。
このノートの中はまるで、ガロの”学生街の喫茶店“そのものです。
わけもなくお茶を飲みながら語り明かす…、そんな思い出が詰まっています。

今回はランチの時間も過ぎていたので、シフォンケーキを頂いてきました。
コーヒーは一杯おかわりOKです。らくがき帳を読んだり、お店の方と話している内に二杯はすぐ無くなりました。

落書き帳の中は実際の名前、人によっては住所や電話番号も書いているので、ここでの掲載は控えます。
興味がある方、そして過去にここでノートを書いた人もぜひ行ってみて下さい。
昭和50年以降のノートもすべて揃っています。

僕もノートを読み尽くすまで、通い続けようと思います。




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