Digital e-hon終了
電子書籍サービスのDigital e-honが終了を発表しました。
既に新規登録は停止されており、2018年7月31日までで電子書籍の閲覧も不可になります。
(※医学文献は対象外)
サービス終了に伴うフォローアップとして、購入書籍分の費用がポイントで返却される事になっています。
このポイントはオンライン書店e-hon、BOOK☆WALKERで利用できます。
上記サイトで取り扱いがあれば同じ本を電子書籍や実際の書籍などで取り戻す事が出来るので、手間はかかるもののユーザーとしては一安心といったところでしょうか。
他のサイトでそのまま利用できますという形のほうが好ましいのでしょうが、これを機にポイントを利用して別の本を購入するよ!という方もおられるのかもしれないですね。
SpaceTownブックス
電子書籍で思い出すのは、個人的にはシャープSpaceTownブックスです。
2006年に開始した電子書籍サービスで、2011年までパソコンや、同社が開発していたPDA・ZAURUSシリーズ等で利用できるサービスでした。
シャープが新たに立ち上げた電子書籍のサービスである【ガラパゴス】に集中する為に2011年に廃止されています。
SpaceTownブックスの場合はサービスが終了しても購入済みの本には影響はありませんでした。
購入時にzbfのファイルを落として、後はネットでの認証などはなかったのです。
既に時代はPDAからスマートフォンへ移ろい始めており、僕も含め多くのPDAユーザーもそろそろZAURUSとはお別れをし始めていた時期です。
もちろんシャープもPDA以降を見越して、当時発売していたガラパゴスの電子書籍ビューアで引き続き読めるようにしています。
パソコンソフトで変換して、ガラパゴスで読むという形でした。
ただガラパゴスに関してはサービスの前評判も微妙で、実際にすぐに駄目になってしまいました。
僕も端末も本も購入した事はありません。
僕の場合は外で読むのは諦め、読みたい時は家でZAURUSで読もうと割り切りました。
なので今でも持ってますよ、電子書籍専用端末と化したZAURUS SL-C3000。
思うこと
ガラパゴスを選ばなかった僕は、KOBOとKINDLEを使用しています。
どちらも大手のサービスです。
SpaceTownブックスに限らず、電子書籍はちょいちょいと撤退が起こっているサービスです。
ツタヤやローソンでも撤退した程ですから!
ポイントでの補償(ローソン等)、他サービスへの移行による継続利用(ツタヤ等)…、色々なパターンがありますが、結局は最初から大手にいっておいた方が安泰なのだと思います。
○○のサイトはクーポンやキャンペーンが良いとか、選ぶポイントは人それぞれにあると思います。
しかし一番はサービスを長く続けられるサイトはどこなのか?ではないでしょうか。
現時点、まだ電子書籍のジャンルはそこを重視しないといけないのではないかと思いました。