「県民をより幸せにする仕事」に決意新た 岡山県庁で入庁式 144人に辞令交付【岡山】(https://news.yahoo.co.jp/articles/2cb3ee0817740279e392b96782fb69b504d6cf35?source=sns&dv=pc&mid=other&date=20240401&ctg=loc&bt=tw_up)
多くの官公庁で4月1日、入庁式が行われました。 このうち岡山県庁で行われた入庁式には18歳から56歳までの144人が辞令を受け取りました。
岡山県庁の入庁式のニュース。
個人的に違和感を覚えたので、ちょっと触れておこうかと思います。
入庁者の一人の発言です。
「県民をより幸せにする仕事ということで、ワクワクと不安が半分半分」
私はこの発言は県庁のお仕事とは違うような気がします。
県庁職員の仕事は県民を幸せにする事なのでしょうか? 個人的には必要な事務手続きを行う事が県庁の仕事だと思っています。
県というのは国と市町村の間に立つ中間管理職的な役割を果たすのが重要な役割ではないでしょうか。
県民を幸せに…という大志は有難いですが、別に公務員に幸せにしてもらおうと思った事もありません。
ちょうどこの記事を書いている時に静岡県知事の職業差別とも捉えられる「 (第一次産業従事者と違い)基本的に皆様方は頭脳・知性の高い方たちです。」という発言が問題になっているわけですが、なんとなく公務員の中に選民思想があるのかな?とも感じました。県知事の発言の「 こんな大事な仕事を、選ばれてできることができた」という発言も、微妙にそのような雰囲気をまとっているとも受け取れます。
県民の立場で言えば 申請した手続きを適切かつ迅速に処理してもらえば、それだけで十分に幸せです(笑)
公務員だって軽い気持ちで働いても良いと思います。
県民を(より)幸せにすることを目指す志は素晴らしいですが、そこを目指して働き続けるのではその内にしんどくなってしまいそうです。これから40年は働き続けるわけですし、楽にいきましょう。