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【美咲】その名も「最高」の神社|西幸神社、1634年の本殿と水道が語る信仰の形

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呼称に違わぬ「最高」の威容|美咲町・西幸神社の路上観察

出オチのような感じもありますが、美咲町で最高の神社にお参りしてきました。
その名も西幸神社…!

美咲町の西幸地区にある神社で、読み方が「サイコウ」です。久米南町の誕生寺からブラブラと歩いて到着しました。
駐車場はありますが、道が細いので体力に余裕があれば徒歩もおすすめです。長閑な田園風景に心が洗われるようです。

じゃーん。
岡山県神社庁の解説よると羽出木、金堀、西幸、頼元、里方、北庄、山手、上下山城、新城村の総社として創建されたそうです。
総社は旧律令国ごとで置かれるものがよく知られています。国司の仕事であ国内の神社への参拝の負担が大きく、一か所にまとめる事でそれを軽減しようとするものです。
ただし西幸神社は旧律令国として置かれたものではなく、加美郷の幾つかの神社をまとめたもののようです。律令国以外の総社に関しては前述のような理由だけではなく、単に小さな神社をまとめたり…など、設置理由も様々です。

こちらが拝殿です。
美咲町の余り人口の多くない西幸地区にある神社として見ると、かなり立派な規模です。
総社であるという知識があって、納得と言ったところでしょうか。

アイキャッチの画像に使っていますが、この神社自体は山裾のやや高い場所に位置しますが道沿いに位置するので階段無しでお参りが可能です。
神社庁のサイトでは駐車場は無しとなっていますが、境内の端に車を待機できる程度のスペースがあります。
足が悪い方でも安心してお参りできます。

続いては本殿です。
こちらもかなり立派です。
岡山県神社庁のサイトによると1634年に建てられたものだそうで、かなりの歴史があります。
ただし御覧の通り窓のサッシが入っており、補修の手が加えられています。これが無ければ何かしらの文化財への指定は間違いないレベルです。
もちろん地区の神社としては文化財になる事よりも、綺麗な状態に保つことが大切なわけで、それだけ大切に維持・管理されてきたという事でしょう。

幣殿の横には古い輪が残されていました。
輪くぐり祭が行われているのでしょうか。それにしても直近の物とは思えない雰囲気です。

私の地元では輪くぐり祭りは新しい茅で編んだものをくぐっていましたが、この辺りでは一度作った物を複数年使うのでしょうか。
所が違えば風習も違いますね。面白いです。

最後に手水。天然石をくりぬいたものでしょうか、独特な形です。
サイズは小さめですが水道がついています。
この水道の有無は神社へのお参りが活発かどうかを知る為のバロメーターになります。水道があるという事は、やはり地区の方から親しまれている神社なのでしょうね。




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岡山生まれ、在住歴=人生。興味がある場所は歩いて見に行く「まち歩き」実践者。 郷土史だけでなく、地域グルメの歴史や廃線跡などの隠れた観光スポットを特に深掘りして発信。現在から過去まで網羅する岡山の情報サイト。 サイト開始:2002年~。25年以上の運営実績。

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