このブログで何度か話題にしている三井生協日比店。
私の実家からすると本部店が最寄で、少し離れていて住宅地の中にある日比店には滅多に行くことがありません。
しかし記事のネタにしている事もあるので、紹介しようと思います。
こちら。
どーん。
外からだけ。決していい形で話題にしている訳ではないので、店内の撮影の許可を貰うのは躊躇いました。
昔ながらのスーパーといった佇まいですね。地元の人なら分かると思いますが、カップ式自動販売機は生協では定番でした。昔はどの店舗にも設置されていましたが、今や日比店のみに残されています。この風景が懐かしくて声が出そうになりました。
このブログを定期的に読んで下さっている方ならご存じかもしれませんが、日比店は運営側が公式に認める赤字の店舗です。
参考リンク↓
それでもこの店舗を潰さないのは、地元住民の為ではありますが、恐らくそれだけではない事情もあるのだと思います。
玉野市は三井造船(現・三井E&S造船、三菱マリタイムシステムズ)の企業城下町として発展してきました。
そして三井造船に勤める方が多く住んでいたのが玉野市日比、御崎、そして現在も多くの社宅を抱える和田周辺です。
つまり日比店が商圏とする辺りというのは、三井造船の従業員、そしてOBが多い地区なのです。三井生協の運営元は三井造船なので、その地区で撤退というのが難しいのでしょう。
心情的にという部分もあるでしょうし、現役やOBからの反発もあるのかもしれません。
リニューアルが進む他の店舗と比べて、昔ながらの生協の店舗を色濃く残している日比店。
当初への回答にもある通り見通しは厳しい状況のようですが、長く続いてくれればと思います。