明治、岡山工場廃止 設備老朽化、正社員の雇用維持(https://www.jiji.com/jc/article?k=2020021900567&g=eco)
時事通信で牛乳などの製品で知られる明治が、2020年3月末で倉敷市にある岡山工場の閉鎖する記事が出ていました。
この話題は既に2019年12月に山陽新聞が報じています。
気になる雇用については、岡山工場の80人の内の正社員は雇用を維持するそうです。
正社員の人数は明らかにされていません。
他の従業員は派遣社員とパートタイマーでしょうか。
派遣社員の場合はいったん派遣元に戻る事になるのでしょう。
山陽新聞の報道では跡地は生産ではなく物流拠点として活用する事が報じられていました。
また同玉島のハーバーアイランドでサバスブランドの生産を手掛ける工場があります。
このどちらかへ転属の形で雇用が維持されるのでしょうか。
ところで岡山には地場企業のオハヨーがあります。
僕はてっきりその為に県南部辺りでは給食の牛乳はみんなオハヨーだと思っていました。
しかし倉敷市では明治があるので、明治牛乳が出る学校もあるのだそうですね。
今後、倉敷市内の給食の牛乳の提供元が変わったりする事もあるのでしょうか。
岡山の牛乳=オハヨーという印象は強いです。菓子メーカーのカバヤもグループ企業で、発祥は林原グループですよね。
牛乳は頻繁に購入しますが、意外と長距離輸送されてくるようです。さすがに、九州や東海以東のものは見たことがありませんが、岡山で市販されているメーカーは結構あります。
雪印メグミルク(京都)、森永(広島)、らくれん(愛媛)あたりはよく見かけると思います。
あと、大手よりも10~20円ほど安い梶原乳業(岡山市)もよく見かけます。
小中学生の頃の給食は森永の瓶入り牛乳だった記憶があります。
牛乳も、卵やもやしと同じく長年価格が変わらない(上がらない)食品なので、生産者もメーカーも大変だと思います。生産や輸送のコストは上がっているにも関わらず。
「少しでも安く」とか「コスパが良い・悪い」とか、消費者側の気持ちは分からくないのですが、長い目で見れば、生産者や販売者が儲からない→生産量、流通量が減る→値段が上がる(場合によっては供給不足で入手できない)ということになりそうな気がします。
コメントありがとうございます。
オハヨーはカバヤの練乳を手掛ける会社として立ち上げられたのが起源です。
林原のお家騒動の際にカバヤと共にグループから離れた企業です。
確かに牛乳は価格変動が少ないですね。
今回の記事の明治が量を減らしたのが少し前に話題になりましたが、各社大変だと思います。
給食の牛乳が地元に拠点を構える企業が選ばれているのも、牛乳の安定供給の為に必要な事なのでしょうね。
倉敷に明治の工場が残るとは言えサバスが給食に出る事は無いでしょうから、今後の給食でどこのメーカーが選ばれるのか、それとも引き続き明治なのか…興味深く思います。