津山を散策した帰りにアルネ津山の天満屋で土産菓子を購入しました。
今回はこちら。
「いちま」というお菓子です。
市松人形の頭部のイラストが素朴なような、ちょっとホラーな雰囲気もあるような。
中身はこのようなお菓子です。
カステラ生地で作られたどら焼きといったところでしょうか。
お菓子の詳細が分からなかったので、公式サイトで調べてみました。
いちまは「えくぼのお菓子・いちま」として紹介されています。これは先の市松人形と関係します。
津山では雛人形とともに市松人形を飾る習慣があり、人々にとっては親しみ深い存在でした。そこで人形の愛くるしさをお菓子で再現したのです。
作られるようになったのは戦後になってからです。
戦後の物不足の時代にせめて人々に夢をとの思いから開発されたそうです。
ちなみに餡は備中産の大納言が用いられています。