倉敷東小学校の近くの住宅地を進んでいると、なんとこんな看板を見つけました。
福助足袋のレトロ看板です。
同社が1900年から現在に至るまで使い続けている商標です。
公式サイトによると伊勢もうでの際に購入した人形がモデルになっているそうで、「人間の徳をあらわす仁・義・礼・智・信のイメージを加え、
頭を低くし、手をついて礼を尽くすというポーズ」に感銘を受けた事が制定の理由です。
当初の商標は袖に「福」の字がなかったそうで、目付きなどに差異があったそうです。
その後も現在に至るまでに何度かか顔や着物のデザインが変更になっています。
ネット検索で見たところ、このデザインは1951年ごろに用いられていたもののようです。
当時物が残っているのかと喜びましたが、実はこの建物は古美術商のお店です。
恐らく買取か何かで入手したものを飾っているのでしょうね。粋です。