玉野市の史跡になどについての古い本を読んでいると、玉野高校のすぐ近くに古墳があるという情報が記載されていました。
そこでネットを検索してみると「遺跡ウォーカーβ」さんに、その本の記載と条件の合致する「大砂場2号墳」という古墳が掲載されていました。
しかし詳細な情報は無し。
緯度経度は確認できたので、実際に行ってみることにしました。
母校の横を通り抜けていきます。
これは玉野高校の体育館の横を抜ける道です。
この先に一年生の自転車置き場があって、その屋根を踏んづけて脱走していました。
今の様子は知りませんが、当時の玉高は一年生は学食で食べてはいけないというルールが有りました。
なので欲しいパンを買いそこねると、近くのコンビニに行かなくてはならなかったのです。
場所は玉高の北西に位置する住宅地の中。
という事で始めてくる住宅地を進んでいきます。
この道の突き当りの家の辺りに古墳があるはずです。
緯度経度が間違えていなければ、古墳は恐らくこの斜面の辺りの藪の中にある筈です。
しかしここは完全に私有地を通らないと入れない場所です。
家の方に声をかけてお願いしようかとも思ったのですが、もし家の方がご存じなかったら?という事が頭をよぎりました。
古墳は史跡とは言え、お墓です。
何も知らない住民の方に「お宅の庭先に古代の墓があるから見せて欲しい」と話して、それ以降、家の目と鼻の先に墓があると意識するようになってしまうのであれば大変に申し訳がない。
…ということで、今回の探訪はここまでにしました。離れて見える限りでも、わざわざ見に行くほどの規模でもなさそうなので良しとしましょう。