久し振りに美作市のベルピール自然公園に行ってきました。
日名倉山の中腹に整備された公園で、巨大な鐘楼とリュバンベールの鐘という大きなスウィングベルが設置されています。
写真では伝わりづらいかも知れませんが、この楼門はかなりデカいです。
この洋風の楼門や自然豊かな立地を活かして、昨今ではコスプレイヤーの方が撮影用に貸し出すなどの取組みが行われています。
現在(2022年4月時点)施設の管理運営を行っている団体の名称も美作サブカルチャー研究会ですから、そちらへ特化するような方向性なのかもしれません。今後は美作が面白くなりそうですね。
以前に訪れてからかなりの期間が開いたのですが、第一印象としては施設の老朽化を感じました。
有料時代の受付も廃屋のような状態で残されています。
Googleの口コミを見ても、設備の状態についての意見が散見されます。
現在のコスプレなどの取組みが上手く集客に繋がれば、施設の更新も進むことでしょう。
管理をしている方とはSNSでお互いにフォロー関係にありますが、様々な取り組みをしています。
今後の展開は期待できそうです。
ズームで鐘。
これはデカい…。美作市の公式サイトによると直径2メートル、重さ6トン。
数字を見ると落ちて来やしないかと、近づくのが恐ろしくなります。
ちなみにこの鐘は実際に鳴らすことが出来ます。
ただしこの日はコスプレの撮影でその辺りに人がいたので遠慮しました。
少し難しいかと感じたのはコスプレ撮影と個人利用者の兼ね合いです。
建物を貸切で使用されている場合もあれば、撮影中に同時に一般利用者が入る…私の訪問時のようなパターンもあります。
欲を言えば公式サイトなどで施設の利用状況などが公開されると便利だと思います。貸切イベントは公開されていますが、後者のパターンは分かりません。
私見としては利用料金を払っている撮影が優先されるべきです。
公共施設の性格上でそういう運用は難しいのかもしれませんが、一般利用者の方へ対して「今日はちょっと譲ってもうらうかも」という情報が入手する術があれば便利そうです。
と言っても。
こんな圧倒的な風景が楽しめるのですから、恐らく公園に対して不満を持つ人はいないでしょう。
それとこちら。
楼門へ向かう階段の石の中に紛れているハート。
こういうのを探すのも楽しいですね。