【心霊読書】日本怪奇名所案内を読んでみたよ! 公共施設の怪①


少し前にサイトの資料として「日本怪奇名所案内」という、全国の心霊スポットを紹介する本を購入しました。
1976年出版の本ですが、せっかく購入したので幾つかスポットを紹介してみたいと思います。

紀州・白浜のホテルに幽霊!(和歌山県)

テレビタレントのK子さんの体験談。

白浜海岸に面したホテルを利用した時、ベッドで寝ているとなにかに足を触られたような感触で目覚めました。
しかし何もないので再び眠りにつきました。
そしてしばらくすると、今度は一緒に宿泊していた母親が謎の人影に悲鳴を上げました。
母親は翌晩にも同じ体験をしました。

ホテルに問い合わせると、数ヶ月前にホテルのウエイトレスが自殺しており、その霊が出たのではないかと聞かされたそうです。

ホテルの名前はOS、ホテルは海岸に面しバタ所にある7階以上の高層建築です。

ただしこの本が出たのが45年以上も前の事です。
ホテルが残っていたとしても、建物が当時のままかどうかなどは分かりません。

下諏訪の不思議な風呂場(長野県)

今回も芸能人、女優のBさんの体験談です。

テレビ映画の撮影の為に長野県を訪れたBさん。
宿の風呂を利用するために大浴場に行って、いい気分になって出てきました。

しかしそれを見た女中が悲鳴を上げました。
Bさんが出てきた方にあるのは、殺人事件が起きた為に何年も使用されていない浴室だったのです。
一同が確認に行ってみると、確かに風呂にお湯は張られていません。
しかしBさんは湯上がりで火照っていますし、床には人が体を洗った後の水が残されていたのです。

蔵王温泉・M旅館の幽霊風呂(山形県)

山形県での怪談です。
団体旅行で訪れた象王温泉のM旅館での怪談です。

一同は芸者を呼ぶなどして楽しんだ後、風呂場へと向かっていきました。
しかし一人コピーライターの岩田氏だけは、酔いが回っていたので同行せずに部屋でうたた寝をしていました。
戻ってきた仲間に風呂を勧められて一人でいって見ると、湯船に顔だけを出した状態の女性の姿がありました。
慌てて部屋に引き戻して連れを呼んでくると、今度は女性がいないどころか風呂桶は丸太で蓋をしてあって入れない状態になっていました。

旅館で訪ねてみると1年近くもその状態なのだとか…。

…と、今回はここまで。
後半2つがどちらも実は入れなかった温泉でした。最近の怪談では余り聞かないシチュエーションですが、当時の流行りだったのでしょうか。
しかしこういう怪談では風呂に入れるのは一人(もしくは一グループ)だけという展開が多いです。それに対して蔵王温泉の旅館では先行したグループが入浴し、更に次の一人も入浴には至らないまでも湯船のお湯を確認しています。
この展開は珍しくて面白かったです。

また徐々に追加していきましょう。

この本の他のスポットについてはタグの「日本怪奇名所案内」をご確認下さい。




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