前から気になっていたスポット、総社商店街通りを歩いてきました。
場所は備中総社宮から、大通りから見ると反対側の住宅地の方に入った場所です。
比較的新しい建物が立ち並ぶ総社市の市街地で、いきなりこのような風景が広がります。
室町時代に戦火で焼失された総社宮が再建された頃から、この辺りに商店が集まるようになって形成されたそうです。
いわゆる門前町として栄えてきた一角という事でしょう。
江戸時代には備中松山藩の藩主が参勤交代の際に行き来するようになり、商店街は隆盛を極めます。
しかし時代が変わり、市役所の移転や自動車の普及もあって国道180号の方へ賑わいは移っていきます。
そして現在に至ります。
しかし衰えるに任せているわけではなく、商店街に残る昔ながらの建物を活用しようとNPO法人 総社商店街筋の古民家を活用する会が立ち上がっています。
確かに立ち並ぶ古民家は見ごたえ抜群です。
やや新旧の建物が入り混じる部分はありますが、人が多くないのでゆっくり散策する事が出来ます。
昭和時代くらいのちょっと懐かしいレトロも味わえるのが、個人的にツボです。
総社でパン屋巡りを計画している方も多いと思います。
その行程に、ちょっとレトロを加えてみませんか?