岡山市北区丸の内にあるビジネスホテル・コンフォートホテル岡山が、2020年9月1日で閉館する事が決定しました。
2005年にチサンホテル岡山の建物を引き継いでオープンしましたが、施設の老朽化や、他のグループホテルと比べて施設の広さなどで劣る部分もある事から契約更改の時期で撤退する事になりました。
コンフォートホテル岡山の歴史
コンフォートホテル岡山の建物はこちら。
画面中央の岡山禁酒会館の建物の左隣にあるビルです。
建物自体は1983年にチサンホテル岡山として竣工しました。
綺麗に見える建物ですが、既に37年が経過しています。
チサンホテル岡山の運営会社が倒産し、ホテルは2003年に閉鎖されます。
それを引き継いだのがコンフォートホテル岡山で、2005年10月に開業しました。
アメリカのチョイスホテルズインターナショナルが全世界で展開するホテルグループで、日本でも50以上のホテルが存在します。
今後は?
現在のコンフォートホテル岡山の建物の再利用については特にアナウンスはありません。
コンフォートホテル岡山が撤退を決めた理由の一つが広さであるように、昨今ではビジネスホテルでもそこそこ広めの部屋に、設備類も充実している所が増えています。
同じ業種での再利用となると、それなりに手を入れる必要があるでしょうし、すぐには決まらない可能性もあるのかなと思います。
コンフォートホテル自体の動きとしては、実は岡山県への再進出の可能性を示唆しているそうです。
中国地方にグループのホテルは岡山撤退後は広島県の2店舗のみで、中四国への出店強化の方針が立てられています。
その中でより良い条件の物件が確保できれば、岡山県で再度の出店もありうるそうです。
もしかするとそう遠くない内に、再びコンフォートホテル岡山という名前を目にすることが出来るかも知れませんね。