岡山市北区御津町を流れる宇甘川で、津山線の宇甘川橋梁を見てきました。
五連のプレートガーター橋は遠くから見ても立派ですが、場所がら真下にまで行けるので見物してきました。

非常に立派な橋梁で、レンガ造りの橋脚が立派です。

更に橋桁の銘板によるとプレートの製造が1897年になっています。津山線は現在の中鉄バスが鉄道会社だった頃に開業した路線で、それが1898年です。

なんと津山線の開業時から現役で使用され続けていまるのです。

堤防のすぐそばにも橋脚があるので、間近で見る事が出来ます。
これらの橋脚も同じだけの歴史があるのでしょう。

川の方も水量が多くなければ、下に降りて間近に見学する事が出来ます。
場所によってはやや足元がぬかるむので、靴などを汚さないように注意が必要です。

宇甘川橋脚の4本の内、堤防の内側にある橋脚の2本には鉄板が当てられています。
これは室戸台風の際に補強した跡なのだそうです。

室戸台風が発生したのが1934年です。
この鉄板からもそれだけの年季が感じられますね。




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